小説の中の音楽

斎藤道三の大音声

坊主くずれから油屋の亭主、そしてついには美濃一国の実質的な支配者にまで上り詰めた下克上の代表格とも言える斎藤道三の生涯を描く国盗り物語(前半部分)。単に権謀術数で権力をかすめ取ったのではなく、仏僧と商人の目を通してみた戦国時代の社会、経済…

徳川幕府が崩壊し、明治へと移り変わる中、日本の歴史で唯一の共和制が短期間ながらも生まれた。武揚伝〈1〉 (中公文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/09/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る榎本…

人間、とことん追い込まれると開き直る、ひらき直ると、歌がでるタイプの人種がいるようだ。項羽と劉邦(下) (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/09/27メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 87回この商品を含むブログ (60件) を見…

吉田松陰、高杉晋作らの活躍を描いた司馬遼太郎の世に棲む日々新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/03/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (157件) を見るを読んでいて、…

司馬遼太郎の「新史太閤記」に荒々しいイメージの信長とは全く異なる記述がある。新史 太閤記(上) (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/05/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (46件) を見る 信長…